あなたは、旅先で突然生理が来たらどうしよう…と不安に思ったことはありませんか?
旅行やホテルをずっと楽しみにしてたのに、突然生理が来たら気が気じゃなくなりますよね。
そして、寝てる間にシーツまで汚してしまったら…と不安に感じている人も多いはずです。
この記事では、そんなあなたに向けて、以下の内容についてまとめています。
- シーツを生理で汚してしまったら弁償するのか
- シーツを生理で汚してしまった時の対処法
- シーツを汚してしまった時のメモの書き方
- 海外のホテルでシーツを汚した場合はどうなるのか
この記事を読めば、もしホテルのシーツを生理で汚してしまっても、慌てずに対処できますよ!
結論:ホテルのシーツは汚しても基本弁償はない
基本的には、生理などでホテルのシーツを汚しても、代金は請求されません。
なぜ、お客様に代金を請求しないのか、その理由は下記のとおりです。
- 生理で汚すのは故意的でないから
- シーツが汚れるのはホテルの想定内だから
- 実際にシーツの洗濯をするのはホテルではなく専門の業者だから
- 汚れたシーツは特別な方法で念入りに洗ってくれるから
たとえ生理の血であっても、他のシーツとは別に念入りに洗えば、大体の汚れは落とすことができます。
だから、ホテル側もお客様に弁償を求めないのです。
ただし、ホテルによってはクリーニング代と称して請求するところもあります。
もし、請求されてしまった場合には、素直に支払いましょう。
ホテルのシーツを生理で汚してしまった場合の対処法
では実際に、ホテルのシーツを生理で汚してしまった場合の対処法を紹介します。
- 手洗いは不要
- フロントの係に伝えておく
- メモで置いておく
シーツを生理で汚してしまった場合、自分で洗うことはせず、するべきことはフロント係に伝えること、メモを置いておくことです。
それでは、具体的にどのようにすればいいか、順番に見ていきましょう。
①手洗いは不要
シーツを汚してしまっても、自分で手洗いする必要はありません。
手洗いをしなくていい理由は下記のとおりです。
- 手洗いやシミ抜きでかえって汚れが広がる可能性があるから
- 汚れがさらに落ちにくい所についてしまうかもしれないから
- 新たに汚れがついた場所によっては逆に代金を請求されてしまうかもしれないから
シーツを生理で汚しても、無理はせずそのままにして構いません。
ただし、気づいてもらえるように布団からはがしておく、掛け布団は上に置かないでおきましょう。
ちなみに「汚したシーツを自分の家で洗おう」とか「請求されないように隠して持って帰ろう」は絶対にダメです!
シーツもホテルの備品なので、無断でホテルのものを持って帰ることになってしまうからです。
②フロントの係に伝えておく
シーツを汚してしまったら、まずはフロントの係に伝えましょう。
実はホテル側も、シーツを汚してしまったことを事前に言ってもらった方がありがたいのです。
- フロント係から客室清掃係に汚れたシーツがあることが事前に連絡できる
- 客室清掃係も汚れたシーツがあることを意識して清掃に取り掛かれる
- 汚れたシーツを他のシーツとは別に避けて置ける
客室清掃の係も短時間で多くの客室を清掃しなければなりません。
ものすごく広範囲に汚していれば気づくかもしれませんが、多少の汚れは見逃されがちです。
特に、掛け布団にカバーではなくシーツをつけるタイプのベッドであれば、時間短縮のためまとめて引き剥がすので、余計気づいてもらえません。
もし先にフロント係に伝えておけば、フロント係が客室清掃係に連絡が行くので、確実に気づいてもらえます。
「謝りに行く」というよりは「報告しに行く」というイメージを持つと少し気が楽になるかもしれませんね。
③メモで置いておく
フロント係に生理のことは言いづらい…。
時間がなくてフロントに立ち寄れない!
という人でも、メモだけは残すようにしましょう。
メモを置いておけば、フロント係からの連絡がなかった部屋でも、客室清掃係に気づいてもらえやすくなります。
そして、メモを残すことで、直接部屋を掃除する客室清掃係に向けてお詫びの気持ちを示すこともできます。
メモを残す際は、机の上など、わかりやすいところに置いておきましょう。
でも、メモを残すにしても何て書けばいいのかわからない人もいますよね。
このあと、実際にメモを残すときの例文も紹介しているので、参考にしてくださいね!
ケース別の対処法とメモ例文
ここからは、生理に限らず実際にシーツを汚してしまった場合の、対処法やメモの書き方を紹介します。
実際にシーツを汚してしまった時、メモを残したいけどなんて書けばいいのかわからない!ということもありますよね。
今回は、次の3つのシーンに絞って、対処法とメモの例文を紹介します。
- ホテルのシーツを生理で汚してしまった場合の例文
- ホテルのシーツを飲み物や食べ物をこぼして汚した場合
- ホテルのシーツをボールペンで汚した場合
それでは、1つずつ見ていきましょう。
ホテルのシーツを生理で汚してしまった場合の例文
メモを残しておく場合、以下の3つのポイントを抑えて書くと良いです。
- 宿泊のお礼
- シーツを汚してしまったお詫び
- 「お手数をおかけします」のような一言
これらのポイントを踏まえて、書いた例文は下記のとおりです。
この度は快適な滞在をありがとうございました。
ただ、こちらの不手際でシーツを血液で汚してしまいました。
この度は申し訳ありませんでした。
お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い致します。
この例文の通りでなくても、3つのポイントを意識して書きましょう。
大切なのは、客室清掃係への申し訳無さを文章に表すことです。
掃除して当たり前、のような態度のメッセージでは、客室清掃係もいい気分にはなりませんよね。
「汚してしまってごめんなさい」という気持ちをこめたメモを残すようにしましょう。
ホテルのシーツを飲み物食べ物をこぼして汚した場合
まず、就寝する前に飲み物や食べ物で汚してしまった場合は、フロントに連絡すればすぐに新しいシーツを持ってきてくれます。
自分のせいとはいえ、汚れたシーツで寝るのは嫌ですよね。
これも、よほど故意的でなければ別途料金を取られることはないので安心してください。
そしてもし、客室清掃係にメモを残すとしたら、生理で汚した場合と同じように、3つのポイントを抑えてこのように書くといいですよ。
この度は快適な滞在をありがとうございました。
ただ、こちらの不手際でシーツを飲み物(食べ物)で汚してしまいました。
この度は申し訳ありませんでした。
お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い致します。
ホテルのシーツをボールペンで汚した場合
シーツをボールペンで汚した場合、気にならなければ滞在中にシーツを変えてもらう必要はありません。
しかし、生理や飲み物・食べ物と比べて、ボールペンの汚れは客室清掃係に見落とされがちです。
フロント係に言うほどではありませんが、メモは残しておきましょう。
この度は快適な滞在をありがとうございました。
ただ、こちらの不手際でシーツにボールペンの汚れをつけてしまいました。
この度は申し訳ありませんでした。
お手数をおかけしますが、何卒よろしくお願い致します。
客室清掃係も、ボールペン程度の汚れはあまり気にしませんが、汚してしまったことへのお詫びの気持ちは表した方がいいですね。
海外でホテルのシーツを汚した場合はどうなるの?日本との違い
海外のホテルでシーツを汚してしまった場合も、基本的には追加の代金を請求されることはありません。
ただし、これもホテルによって対応が変わる場合があるので、注意が必要です。
追加の代金を支払わなくてよかったとしても、日本のホテルと同じように、フロント係に伝えたり、メモを残したりはしておきましょう。
英語や現地の言語でスラスラと伝えられない、という人は、メモに書いてそれをフロント係に渡すのも一つの手ですね。
もし、クリーニング代などを請求されるかもしれない、と不安に思ったら、客室にメモを残し、申し訳程度のチップを添えておきましょう。
まとめ 汚しても大抵は大丈夫だが注意しよう
ホテルのシーツを生理で汚してしまっても、基本的には大丈夫です。
急な生理は仕方のないことですし、生理以外の理由でシーツを汚しても、あまりにも悪質で故意的でなければ、ホテル側はお客様に代金を請求しません。
しかし、自分でシーツを汚さないよう予防するのも必要なことです。
例えば、不安があればタオルを多めにもらっておくこともできますよ。
そして、万が一汚してしまった場合は、フロント係に報告するか、客室清掃係に向けてのメモを残しておきましょう。
滞在のお礼と、汚してしまったお詫びの気持ちを表すことがとても大切です。
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